名探偵



「○○温泉ゆけむり殺人」「○○鉄道殺人事件」など

2時間サスペンスドラマは安定した人気があるようです。



休日に、再放送を観たがために

ついつい2時間まるまる最後まで観てしまい

1日つぶれたってことありませんか?



最近はえ?という

職業の人が探偵並の活躍で、事件を解決するものがあり

「本業はどうなっとんじゃい?」とつっこみたくなることもじばしば。



トリックを見破ったり

犯人でなさそうな意外な人物が犯人だったり

なぜか高台や岸壁でラストを迎えようとも

面白いものです。



優雅な列車の旅が一転殺人事件の渦に・・・

映画でも有名になった「オリエント急行殺人」は

「ミステリの女王」と言われたアガサ・クリスティの小説。


名探偵エルキュール・ポアロやミス・ジェーン・マープルが活躍するシリーズは

一時期ハマって読んだものでした。

探偵が美男美女ではなくて

癖のあるおっさんや愛らしいおばあさんなのが面白い。




小説を「名探偵ポアロ」としてイギリスでドラマ化したものを

NHKで放映していましたが小説に忠実で大好きです。



ポアロの「私の灰色の脳細胞が活動始めた」という口癖は

彼の性格を現しています。

大変な自信家でどうどうと自分の優秀さをアピール。

こういうタイプはなかなか日本人にはいませんね。


三谷幸喜さん演出のアガサ・クリスティのドラマも

なかなか面白いものでした。

設定を日本に置き換えて

ポアロに相当する役を野村萬斎さんがされていました。

癖のある雰囲気が似合ってました。




同じようにあのシャーロック・ホームズもドラマで放映していました。


映画や舞台でいろんな人がシャーロック・ホームズを演じましたが

このドラマで演じた故ジェレミー・ブレッドが

小説に忠実だと言われています。


日本人からすれば悪人顔で冷たそうな感じですが

実際、ドラマを観るとホームズが実在する人物かのように

錯覚してしまうから不思議です。



当時は罪ではなかったのか

注射で覚せい剤を打つシーンがあったりして少し衝撃的。



原作者のアーサー・コナン・ドイルは流行らない眼医者さんで

暇つぶしに小説を書いたそうです。

ホームズの他にSF小説「失われた世界」も大好きでした。



こういった古典小説を読んだりドラマを観るのも良いものですね。