人気スポット 錦市場周辺 4


錦市場が続きます。


ここの市場の特徴は、


魚介類が琵琶湖で穫れたものもとり扱っていること。


佃煮風に甘く煮込んだものが売られているのをみかけます。




また、京野菜を漬けたお漬け物。


錦市場だけでなく、


京都の土産物にかかせません。


お漬け物の袋を手ぬぐいに包んで売っている店もあります。


和風で、なかなか粋なお土産になりますね。






店頭で、臼に入れたものを杵でついています。



何の店だろうと覗いてみたら、


なんと、ごま専門店。





スーパーが増えて総合的になんでも手に入る店が増える中、


商品に特化した店は少なくなりました。



食物の店ばかりではありません。


道具やお皿の店もあります。




絵皿の絵付けの細かさは、京都らしい感じがします。


また、包丁や金属性の道具のお店もあります。



機械化で自動的に作られた道具ではなく、


職人さんが手をかけて作られた道具には機能美があります。






豆乳専門店。


錦市場に来たときにかならず食べるのが


豆乳を使ったドーナッツ。


甘さ控えめで、ほんのり大豆の香りがします。


つまみながら、散策するのも楽しい。






長い錦市場も行き止まり。


その先に締めくくるように、錦天満宮があります。






入り口の鳥居を過ぎると、


提灯がたくさんひしめき合うように吊るされ、


スポンサーの文字が達筆な文字で書かれています。






錦市場の通りに交差するように一般的なお店が続く商店街もあるため、


若い年齢層も神社に参っています。






神社を守るように左右で鎮座する狛犬


表情が豊で個性的な顔立ちをしています。


歌舞伎役者のようです。




それほど広くない敷地ですが、

味わいのある建物。



天満宮は、意外に歴史は古く菅原道真の父親が1003年に創建したもの。


もともと、六条河原院にあったものを、


豊臣秀吉による都市計画で、錦市場の東側に移築されたそうです。







他の神社に見られないユニークな施設があります。


おみくじを引くコーナーがあるのですが、


巫女さんに頼むのではなく、


獅子舞のからくり人形が引いてくれるのです。





ゲーム好きの若者にむけてか、よろこんでくじを引いてもらっています。


天満宮につきものの、黒い牛も健在。


素敵な像の牛です。





錦市場でお買い物をして、神社で締めくくる。


なかなか楽しいスポットです。