チャップリンの映画
皆様はチャップリンの映画はお好きですか?
自伝なども読んだこともありました。
彼の有名なファッションの
窮屈な上着にダボダボのズボンや靴、
ちょび髭に山高帽にステッキ。
この姿はホームレスだけど紳士的な威厳をもつという
意味が込められていて
資本主義に対する風刺なのだそうです。
日本に対しても親しみを感じていたそうですが、
「日本に退廃文化をもたらす者」として
国粋主義者の一部の連中に暗殺を
企てられていたこともあったそうです。
笑いの中に哀愁のようなものを感じるのは
幼い頃からの苦労や実体験が影響しているのでは? という気がします。
彼の作品の中で好きなのは「街の灯」。
盲目の女性を影ながら助け
目が見えるようになった時、
静かに去ろうとするのですが
チャップリンの手を彼女が触れた時
彼だとわかるというラストシーンが感動的です。
格差社会、資本主義の暴走など叫ばれる世の中。
チャップリンの映画がまた見直されることになるかもしれません。