2015年大雪の神社仏閣めぐり その5


三千院の続きです。

三千院は広い敷地に

たくさんの木々に囲まれ、

ゆったりとした気持ちで回れます。




特に有名なのがわらべ地蔵。

木々の根元にびっしりと広がるコケに

ひょっこりと顔を出す、かわいいお地蔵様たち。

前回、訪れた時は初夏だったので

かわいいわらべ地蔵様を見る事ができました。

でも、今回は真冬。

しかも雪が積もり真っ白です。

お地蔵様も雪の中。

お顔を拝見できませんでした。




少し高台にある金色不動堂へ向かいます。

階段のふもとに

弁天様の像があるのですが、

雪まみれでかわいそう。



金色不動堂も、雪がなければりっぱな建家ですが

色もなく淋しい。



もう少し上の観音堂

朱色の柱の建家なので雪とのコントラストが美しい。



すぐ側に

小さな観音像が並べられた箇所があります。

観音様の下にお名前が彫られています。

この小観音像、一口10,000円らしい。(苦笑)



少し離れた所にある

自然石に彫られた仏像「売炭翁石仏」も

寒々しいお姿。



冬の三千院は、魅力が半減します。

やはり、緑が濃い季節が良いですね。


でも、出口に近い所にある円融蔵にあるお宝は必見。

鮮やかな菊の絵を描いた御所車や

炎がすざましい不動明王像が迫力です。



なんといっても見所なのが

再現されて描かれた天井絵。

美しい青の壁面に、たくさんの天女が描かれています。



お庭も素敵ですが

三千院の見所のひとつです。



冬の大原は、たぶん来ることはないと思いますが

それなりに魅力はあるかもしれません。