ゴジラ論


しばらく映画化を見合わせていた日本版ゴジラシンゴジラ」が
公開されました。

まだ観ていませんが、
エヴァンゲリオンの監督で有名な
さんがメガフォンをとっています。



私と同世代です。
ダイコンフイルムという同人映画制作集団が
自主映画「帰ってきたウルトラマン」を発表。
マチュアなのにレベルの高い特撮映画だとして
当時有名でした。
その映画の監督兼主演が庵野秀明さん。





いろんな意味で特撮を愛し、こだわりのある庵野さんが
どんなゴジラに仕上げたのか興味深い。

日本だけでなく世界中にフアンを持つゴジラ
日本映画の海外の興行収入が一番なのが「ゴジラ」です。

私の子供の頃は
ヒーロー怪獣の色が濃く、
夏休みに東宝チャンピオンまつりという
6本立ての映画の看板でした。



たくさんの怪獣が登場し
格闘するという印象で、ウルトラマンと変わらない感覚でした。

時を経てまだ観たことのなかった
第1回目の「ゴジラ」を成人してから観ました。

これは自分の知っているゴジラではない。
怪獣映画の名を借りた反戦映画でした。
水爆実験の申し子というゴジラ
東京を焼け野原にした様子が
東京大空襲のようであり、
焼け野原で流れる物悲しい歌声が
胸を打ちます。

ほとんどのゴジラ映画を観ましたが
第1回目の「ゴジラ」で感じた感動はありませんでした。

いろんな意味でゴジラに精通している庵野監督が
初代ゴジラに迫れるのか?
シンゴジラ」に期待しています。