レトロ浪漫 中之島タイムトラベル 2
第二ポイント「大阪倶楽部」の建物へ移動します。
淀屋橋を渡り歩いていると住友系のビルが続きます。
その中の住友ビルディングはなかなか風格のあるレトロビル。
大阪在住とはいえ、このあたりはほとんど通ることがないので
大阪も大都市のひとつなんだなとあらためて感じます。
大きな近代ビルの間にひときわ目立つレトロ建築が見えてきました。
レンガ作りでアーチ型の装飾が、ヨーロッパの旧いレストランのよう。
西洋風の中に唐草模様が入っていてセンスがきいています。
第二ポイント「大阪倶楽部」に到着です。
「大阪倶楽部」は大正元年に大阪財界によってイギリス風社交場として創設。
建物は安井武雄氏が設計、火事のため今の建物は新館です。
有形文化財に指定されています。
創設の頃の日本は先進国家となった大正デモクラシーと言われました。
大阪は大規模な合併で200万人をこえ、
人口が東京を抜き世界でも6位となり、
「大大阪」と言われていたそうです。
浜村 淳さんの音声ガイドはまったりと良い感じ。
窓からしか中が見れませんが装飾などがレトロでした。
続いて第三ポイント「大阪ガスビル」へ向かいます。
少し歩くと大通り。
御堂筋です。
御堂筋沿いをしばらく歩くと「大阪ガスビル」がある場所なのですが
一向にそれらしいビルがありません。
見あげると「大阪ガスビル」とあります。
現在のビルとなんら違和感のないビルは、
なんと昭和初期に建てられたという。
少し離れてみるとアール・デコ様式の味のあるビルディングでした。
演劇や映画試写、モダンな食堂などが集まり
今のショッピングモールのような最先端のビルだったそうです。
御堂筋が竣工した時期と同じ頃なので
御堂筋のシンボルとされていたそうです。
つづく