レトロ浪漫 中之島タイムトラベル 3


第四ポイント「綿業会館」へ向かいます。

このあたりは本町といってキタの梅田とミナミの難波の中間にあたり

ビジネスビルが密集した所。

雑居ビルが立ち並ぶ中、茶褐色の落ち着いた建物が見えてきました。


第四ポイント「綿業会館」です。





昭和6年に創設。

創設当時、東洋のマンチェスターと言われ、

イギリスをおさえて繊維業1位に輝いた大阪の象徴となったものです。

有料で中を見学できるのですが

お休みのため窓から中を観察するしかできません。

しかし、外観からの風合いや装飾が綿産業で

絶好調の頃の大阪がかいまみえました。

第四ポイントの「綿業会館」を離れ御堂筋から堺筋へわたり、

ターンして北上し次の第五ポイント「生駒ビルヂング」へ向かいます。


このあたりコースでは紹介されていないレトロな建物がポツポツ点在。

ヨーロッパの建物のように蔦がからまる雰囲気のあるビルもある。

カフェやバーに利用されているようです。


仕事帰りに渋いバーで一杯っていうのもカッコイイですね。





第五ポイント「生駒ビルヂング」に到着し観察します。

この建物がまた渋い。


シャーロック・ホームズに出てきそうな凝った造りのレトロビルです。

昭和5年に建てられ、

屋上には時計台があり、鷲の石像が装飾など美術作品のようです。

ステンドグラスがほどこされたり

振り子を模した2〜5階の窓はなかなかおもしろい。





少し進むと地下鉄「北浜」界隈。

初めて見る超高層マンションが見えます。

たしかあのあたりは三越百貨店のあった所。





ブランドショップのような内装はセレブの匂いがプンプン。

なんとなく居心地が悪いので第六ポイント「新井ビル」に移動。





大正11年に建てられ、銀行の支店として使用された「新井ビル」。

ここは中に入ることができそう。


中に入ると甘い匂いが漂い、

おいしそうなスィーツが並べられています。

和風のケーキやらたまらない。


吹き抜けの2階ではカフェもあるようです。

このあと予定を考えてとスィーツ購入もカフェでお茶することも断念。

後ろ髪をひかれながら 

第七ポイント「大阪証券取引所」へ向かいます。