福井県 敦賀 探訪記 その7



敦賀 探訪のその7最終回です。


敦賀名物「ソースカツ丼」を敦賀ヨーロッパ軒さんで食べて

満腹になりました。

まだ帰るには少し時間があるので

祭に使う山車が展示されている

「みなとつるが山車会館」に向かいます。

少し日もかげってきましたが天気は上々。

地図を片手に歩いていると

子ども達の遊ぶこ声が聞こえます。

少し広めの公園があるようで

歩きながら微笑ましく見てみると

なんと本物の蒸気機関車が置かれています。




長くて広い商店街を歩いていくと

トイレが近くなってきたのですが


トイレが使えそうな店もなく

あせっていると 

「トイレ50m先」と大きな看板が!親切です。


なんとか間に合いすっきりした気持ちで「みなとつるが山車会館」を探します。

きょろきょろしていると大正や昭和初期の頃の建物が見えました。





どうやらそれが「市立博物館」で

その隣のオシャレな建物が「みなとつるが山車会館」のようです。


「みなとつるが山車会館」は

夏に行われるお祭に繰り出される「山車(だし)」の本物が展示されています。


入口に入ると職員さんらしい方にじきじきに招き入れていただきました。

見渡すと他のお客様はいません。

なんだか恐縮。

メインのスクリーンシアターに案内され

職員さんに丁寧に説明していただきます。







シアターには我々だけの貸切状態で恐縮するばかり。

弧の形に置かれた椅子の前には

ワイドスクリーンがあり両側には山車が置かれています。

敦賀の山車の歴史のフイルムが流されます。

ナレーションは俳優の大和田 獏さん。

大和田信也、獏のご兄弟は敦賀出身。

地元を支えた大和田銀行のご子息なのです。

年に一度、こちらに保管されている山車たちがくりだされ

車道をねり歩くそうです。(どうりで道幅が広い)

戦争のためほとんど消失してまったが6基を復旧・復元されました。

フイルムが終わるとなぜかスクリーンが割れ、

間からお囃子ともに山車が現れコチラにむかって出てきました。

なかなかの迫力。


山車の上には戦国武将の名前の札が立てられ

鎧を着た武将を模した人形が配置されています。

フイルムを観賞後、展示物を見ます。

敦賀の歴史的な展示物があり、その中に古い金庫が。

「右に○回、左に○回・・」と書かれていて、

金庫泥棒よろしく開けてみます。


何が入っているのかと思うとそこには

はっぴの折り紙と職員さんからのご挨拶がありました。

なんとなく手作りの温かみが伝わりますね。

会館を出て駅に向かう頃にはすっかり陽も落ち

楽しかった敦賀探訪も終わりです。