宇宙飛行士

人類が地球では飽き足らなくなってきて

これからは宇宙が身近な時代になると言われています。

昨年末、日本人宇宙飛行士12人目の金井宣茂さんが

宇宙ステーションへ。

長期滞在中です。


子供の頃、漠然と「夢は宇宙飛行士」とこたえていた人の多い中

実際に宇宙飛行士になり、

宇宙空間で生活してるなんてスゴイ話です。


以前、宇宙ステーションで滞在されていた宇宙飛行士 若田光一さん。

私と同世代です。


若田さんの活躍で宇宙ステーションに日本の実験棟「きぼう」も設置できました。

滞在中、4回にわたって無重力状態でのおもしろい実験されています。


テーマの題目でだいたい結果の想像できるものもありますが

興味深いものもいくつかありました。



水鉄砲や目薬などの水をあつかったものは面白いです。

無重力では水は水球となって空間に漂いますが

水鉄砲に見立てた道具をつかって水を噴出してみると

ちゃんと直線上に水が吹き出ています。

但しなんとなくスローモション。


目薬は入口に水球を作り止まっているので

ポタリと落ちることはありません。

水球状の薬を目に近づけ眼球に触れると

ちゃんと目薬をさすことができるようです。


一番面白かったのは水と油の実験。

地球上では水と油は比重の関係で絶対混じり合わないのに

無重力ではキレイに混じりあうようです。

数十年後、新素材の調味料として売り出されるかも。


私は昔からリアルな宇宙飛行士の映画が大好き。

SF的なものよりもちゃんと事実に基づいた映画で名作はたくさんあります。

まずは名作中の名作「2001年宇宙の旅」。



50年前の映画にもかかわらず、リアルな宇宙空間の描写がスゴイ。

私の好きなシーンは、一般の人が宇宙旅行を楽しめる時代になっていて

お客さんがシャトル内でくつろいでいて

客室乗務員の方が飲み物を渡しに来るシーンです。

身体が浮かないように靴の裏に磁石が装備されていて

ぎこちなく歩くのです。





また、人類を宇宙に送り出す「マーキュリー計画」に

関わってきた男達を描いた映画「ライトスタッフ」も大好き。


ドキュメンタリー小説を原作にしているだけあって

当時の様子がリアルに描かれています。


宿敵ソ連に宇宙開発に大きく水をあけられたアメリカが

威信をかけて計画を推進していきます。


空軍、海軍などのエリートパイロットがライバル心むき出しで

宇宙飛行士を目指します。

少し時間長い映画ですがオススメです。







その他にトム・ハンクス主演の「アポロ13号」もなかなか良い。

有人宇宙船が遭難の危機にあうという

SFではなく実際にあった話だけにハラハラドキドキものです。


最近では、サンドラ・ブロック主演の「ゼロ・グラビティ」が凄かった。

NASAの宇宙飛行士が

「最も忠実に宇宙空間を再現できている映画」と讃えているだけあって

本当に宇宙空間で災難にあっているかのように感じた映画でした。