愛知県 知多半田の探訪記 その1


2009年春、愛知県 知多半島 半田に訪れた際の探訪記です。

博物館「酢の里」や國盛「酒の文化館」、幻のビール「カブトビール」など

盛りだくさんの旅です。


知多半島にある半田市へ。


名鉄 河和線 知多半田駅に到着。


ここはお酢などで有名な「ミツカン」の本社や工場がある所です。

ミツカン」の敷地内にこれから向かう現MIZKAN MUSEUM(旧博物館「酢の里」)があります。

(訪れた2009年は博物館「酢の里」だったので以後名称は旧名で書きます)


駅に降りるとこざっぱりとした風景。

あまり人も見かけません。



しばらく歩くとミツカン本社ビルが見えます。

昭和に戻ったような街並みにドカンと近代ビルが建っていて

なんとなくミスマッチ。


ビルの向こうにはすばらしい風景が広がります。


近代高層ビルの下には

建てられた時期はわかりませんがレトロな旧建築のビルがあります。

ビルの傍には入り江。

入江から川(運河)のふもとには木造の黒塗りの建物があります。





建物にはミツカンのマーク。

その風景が本当に江戸や明治の頃に戻ったように感じます。

なぜだろうと思い立て看板を読んでみると

景観を残すために電柱などを地下に埋めているということでした。

この風景は黒澤 明監督のデビュー作「姿三四郎」のロケにも

使われたそうです。


よく江戸時代末期から明治にかけて当時の風景写真が残っていますが

そういう風景がセピア色ではなくて現実に目の前にある

なんだか不思議でした。





受付を済ませて予定時間まで少し待ちます。

団体客やアジア方面の外国人客が多く

駅前は閑散としていたのに

これだけの人がどこから現れたのかわかりませんが

人気スポットということがよくわかりました。




予約時間が来るとその時間に予約していた20人ぐらいの人が

映像ホールに集められました。

壁には「ミツカン」の製品がいっぱい陳列されています。

おなじみ味ぽんから納豆など

あのマークを見るとミツカンの製品だとすぐわかるほど

私達の生活に浸透していますね。


そろそろ見学の時間となりました。


つづく