2010年木曽路を行く 馬籠編 その4



昼食を食べるためお蕎麦屋さんに入ります。


とろろ入りのざるそばをいただきます。


昔ながらの建物の中で食べると格別。

となりに座ったお客の会話を聞いていると

次に行く馬籠(まごめ)宿へ徒歩で行くらしい。



妻籠宿は大変気にいった所となりました。


バス停に戻る頃には雨が本降りに。

バスの到着時間が少しあるので川べりへ行ってみます。

水かさも増してきた様子。

バス停に戻ると来た時にバスに乗っていた外人カップルもいます。

バスが到着し馬籠宿へ向かいます。

結構な山道を走るバス。

しばらくするとさきほど蕎麦屋さんで

歩いて馬籠宿へ行くと言っていたお客を発見。

こんな険しい道を歩くなんて頭が下がる思いです。



馬籠(まごめ)宿に到着。

山間の宿場だった妻籠宿と違い

馬籠宿は山頂にある宿場のようです。


一望できる展望場所があるようなので

小道を上がってみます。


広い展望場から見渡す景色は山々が連なる絶景。

天気が悪くうす曇が残念ですが

こういう天気でも味があって良い。





島崎藤村の句が彫られた石碑と

小説の一部が紹介された看板があります。


展望場から降りて

いざ馬籠宿へ。

こちらの道は石畳です。


建物も古そうな感じですがなんとなく違和感。

妻籠宿で感じた江戸の情緒のようなものが感じられません。


なんとなく映画のセットのよう。





まず、「木曽馬籠脇本陣史料館」に入り確かめてみます。

馬籠の歴史年表によると

明治28年大正4年の火災で

町並は消滅し、その後復元されたということです。

なるほどそういうことだったのかと納得。



史料館には江戸時代に実際に使われていた

生活道具が展示されています。

時代劇でおなじみの「かみしも」の本物が見ることができます。

急坂の山道専用の籠も展示されてありました。

通常の籠とは違い、

よけいなものを省いて軽量化がはかられていました。


史料館を出て次に向かうのは

地元出身の文豪「島崎藤村記念館」です。