2015年 姫路城探訪 その5
正門を出て堀沿いに西に向かいます。
ふと見ると
昔ながら観覧船が船頭さんが竿を使って進んでいきます。
お客さんも傘をかぶり
なかなかの雰囲気。
こういう楽しみ方もあるのを初めて知りました。
そうするうちに日本庭園の入り口に到着。
入り口から抜けると
広がる池と日本庭園です。
水辺には青々した木々が彩ります。
施設も昔ながらの建屋で雰囲気を損ないません。
この庭園は好古園(こうこえん)いう名。
古地図『姫路侍屋敷図』を基に
特別史跡地の姫路城西御屋敷跡で発掘調査で
確認された西御屋敷(1618年〈元和4年〉造営)・武家屋敷等の遺構をそのまま生かして
作庭された総面積3.5ヘクタールの池泉回遊式庭園群です。
御屋敷の庭 - 西御屋敷跡に位置する本園最大の池泉回遊式庭園。
姫山原生林を借景とする。250匹の錦鯉が生息する大池は瀬戸内海の風景を表すとされています。
回遊形式なので何箇所もある庭園を楽しめるのです。
少し歩いて行くと立派な盆栽の数々。
盆栽はなかなか奥が深いし粋だなと感じます。
時代劇でおなじみの手でカラカラと縄を手繰り寄せて汲みあげる
昔ながらの井戸もあります。
昔の武家屋敷を散策するように
庭を巡り歩きます。
武士はこの道を黙々と歩き城へ通っていたのでしょうね。
庭園を出て帰宅のため駅に向かいます。
シャチホコの像に大手町通りとある通りを歩いていると
なんだか賑やかな雰囲気。
昔の遊園地のような看板があります。
ドイツビール祭り。
姫路城ではよくこうしたイベントが開かれています。
ビールとソーセージで楽しかった姫路城を想いを馳せました。
おしまい。