2015年 姫路城探訪 その4


天守閣から地上へ。

もちろん、上がってきた階段をひたすら降ります。

雲ひとつない晴天。

下から見上げたお城がまた白くまぶしい。

姫路城、実はお城だけではない話題があります。



「いちま〜い にま〜い・・・・」

恨みを抱いだ幽霊が

井戸の中からお皿を数える

夏の怪談で有名な「皿屋敷」の舞台になったのが

この姫路城の中にある井戸です。



姫路城の上山里(かみのやまさと)とよばれる広場に、

お菊井戸と呼ばれる古い井戸があります。

約450年前の室町時代中期、姫路城執権の青山鉄山(てつざん)は、

城を乗っ取ろうと、城主を増位山の花見の宴で毒殺しようと企てていました。

それを察した城主の忠臣、衣笠元信(きぬがさもとのぶ)は、

愛人であるお菊を鉄山の屋敷に奉公させて企みを探らせ、

鉄山の息子小五郎から父の陰謀を聞き出しました。

この知らせを聞いて元信は、花見の宴で城主を毒殺しようとする鉄山の陰謀を阻止することができ、

その後もお菊は、鉄山の屋敷で動向を探り続けていましたが、

鉄山の同士の町坪弾四朗(ちょうのつぼだんしろう)に気づかれてしまいます。

以前からお菊に好意を持っていた弾四朗は「黙っている代わりに自分のものになれ」とお菊に言い寄りました。

しかし、お菊はその条件を聞き入れず、弾四朗に折檻されます。

それでも強情に言うことをきかないお菊を憎らしく思うようになった弾四朗は、

ある日、お菊が預かる家宝の十枚の皿うち一枚を隠してその罪をお菊に負わせ、

ついにお菊を切り殺し庭の井戸に投げ込みました。

それからというもの夜ごと井戸の底から悲しげな女のか細い声で

「一枚、二枚、三枚、四枚、五枚、六枚、七枚、八枚、九枚・・・・・」

と皿を数える声が聞こえるようになりました。

そのお菊が投げ込まれた井戸がこのお菊井戸だと言われています。

実際の井戸はそんなに不気味なものじゃありません。




井戸を後にして、日本庭園に向かっていくと

なんと3つのシャチホコが展示されています。

明治、昭和、平成と

改装時にデザインしたシャチホコ

同じように見えても全然違います。

しかも大きい。

身長180cmある私の体格くらいはあります。

それぞれ味あります。

近年になるほど洗練された感じはします。

でも明治のシャチホコが味があって好きです。



さて、寄り道はほどほどに日本庭園へ向かいます。

つづく