ひこにゃんに逢いに行こう!彦根散策 その4

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彦根城の登城の待ち時間60分ということで

彦根城博物館へ入ることに。(/・・)(/・・)


徳川譜代大名の井伊家の名宝が展示されているらしい。

徳川家といえば

昨年、徳川家康岡崎城へ行った様子を

レポートさせていただきました。
(ナルのはなし 2010年6月12日号)
http://shop.plaza.rakuten.co.jp/clip-design/diary/detail/201006120000/

長年、徳川幕府を支え続けた井伊家のお宝なら

スゴイものが見れそうです。(≧ω≦)b



最初の展示は国宝「彦根屏風」という

井伊家伝来の屏風です。

寛永年間に描かれたもの。

当時の京の遊里の様子が

豪華にも金地に描かれています。

表情豊かでいきいきした雰囲気です。*:・゚\(゚▽゚*)

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次は早々と真打登場!

井伊家の代名詞と言える赤備えの甲冑。

甲から鎧など全部が赤です。

そして甲の金色に輝き、長く伸びる角。

これはカッコイイ!(≧ω≦)b

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しかし、本物だけに漂うオーラが重苦しい。(;^_^A


甲冑の他にも

刀装や馬印なども赤で統一されています。


そして井伊家の旗がまた良い!(≧ω≦)b

赤地に金色の「井」の印。

絶妙なレイアウトでグラフィカルな旗で

現在でも十分通用するデザインです。(≧ω≦)b

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この赤備えのルーツは

武田信玄が率いた「武田軍団」の

赤備えにあやかったもの。

武田家が滅びたあと

遺臣を井伊家につけ

「武田軍団」を受け継ぎ

徳川家臣団最強といわれたそうです。d(>_・ )

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次のコーナーは「幽玄の美」。

うって変わって、能や茶道など文化的な展示です。

数種類の能面の展示はなんとなく不気味。(;^_^A

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人の顔を真ん中で区切り

左右で見てみると同じようで違います。

能面は左右がまったく同じなので

不気味な感じがするらしい。(;^_^A


演者が意図的に面の角度を変えて

笑ったようにも泣いているようにも

見せることができるという。「(゚ペ)


ちなみに、ウルトラマンの顔も

能面と同じことが言えるそうです。「(゚ペ)

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能の衣装や茶道具は派手さはありません。

しかし、絶妙な色使いや装飾がすばらしい。(≧ω≦)b


少し奥に行くと

能を観賞できるステージがあります。

能舞台はちゃんとした木製のもので

ガラスごしに観賞できるようになっています。(≧ω≦)b

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能舞台を見ながら

一服できるようにお茶席があります。*1

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茶道具も展示されていて

「鑑定団で鑑定したらスゴイ値がつくかもなー?」

と無粋なことを考えてしまいました。(゚д゚)(。_。)

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博物館は城内の建物を利用して展示してあるので

奥座敷が残っています。

茶室や庭が情緒がっていい感じ。*2

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博物館は、思っていたよりも充実していました。

期間によって展示が変わるらしいので

今回、赤備えを見ることができてラッキーでした。d(>_・ )


一旦、城内を出て

「夢京橋キャッスルロード」という所へむかいます。(/・・)(/・・)


「次回 えっ?なぜこんな所に○○くんが?の巻」

*1:-_-。)(。-_-

*2:-_-。)(。-_-