パワースポットへ行く 鞍馬山参道めぐり その4

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鞍馬山本殿」に到着。

参拝のあと、ゴールである貴船口へと向かいます。(/・・)(/・・)


すぐ側に「鞍馬山霊宝殿」という

博物館があるようなので立ち寄ってみることに。


奥の院入り口.JPG


奥の院参道という立看板ある門を抜けると

趣のある石段になっています。*1


坂.JPG


石段を上がりきるとすぐに

「霊宝殿」という博物館があります。*2


博物館.JPG


博物館らしいのですが

なんとなく古い公民館のよう。(;^_^A


カタログ.JPG


1階は自然科学博物関連の展示です。

鞍馬山で採取できる昆虫や植物、

鳥獣や岩石などが展示されています。(≧ω≦)b


鞍馬山の大部分は

グリーンストーンと石灰岩で出来ています。

2億5〜6千年前という古い地層で

赤道付近から

1億年以上の時間をかけて移動してきたそうです。「(゚ペ)


霊山という禍々しいイメージの鞍馬山ですが

科学的な視点で見てみると面白いものです。d(>_・ )


2階は源 義経関連の展示と

女流歌人与謝野晶子の展示です。d(>_・ )


義経のゆかりの物が展示されているのですが

人物像の解説が面白い。

映画やドラマで描かれている義経像は

少し小柄であるがたいそうな美男子としています。

しかし、本人を見て描いた絵は残されていないらしい。

平家物語によると

「小柄で色白ではあるが、前歯が差出ていてはっきりわかる」

と書かれていてそうで

それほどの美男子ではなかったようです。(;^_^A


また、興謝野記念室があり

与謝野晶子の書斎や書物などが展示されています。

鞍馬山与謝野晶子? 

関連性がない気がしますが

初代館長は与謝野晶子の直弟子だったそうです。「(゚ペ)


鞍馬山には幾度も訪れ、

多くの歌を残しています。d(>_・ )


そして、3階は仏像奉安室。

ここには国宝・重要文化財級の仏像が展示してあります。

平安時代後期から鎌倉時代のもので

毘沙門天像が3体並べてあるのが圧巻。*3


同じ大きさで同じモチーフですが

表情や描写がそれぞれ違う。

私は一番左端の毘沙門天像がお気に入り。*4


普通の博物館とは違い、

ガラス張りでセキュリティ管理されているわけでもなく

それぞれの像の解説もありません。

畳部屋に柵があり、置かれているだけ。

もう少しお金をかけて欲しい。

残念です。(;^_^A


書斎.JPG


館をでるとすぐに

木製のちいさな小屋? があります。

冬柏亭(とうはくてい)という名の

与謝野晶子の書斎です。d(>_・ )


そして、牛若丸が修行途中で喉を潤したという

「息つぎの水」があります。d(>_・ )


水.jpg


さあ、ここから少し行くと

下り坂らしい。

ゴールの貴船口まで参道めぐり開始です。(/・・)(/・・)


「次回 本当の幸せの巻」

*1:-_-。)(。-_-

*2:-_-。)(。-_-

*3:-_-。)(。-_-

*4:-_-。)(。-_-