パワースポットへ行く 鞍馬山参道めぐり その5

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少し石段が続いた登坂が続きます。(;^_^A


登坂.JPG


途中、立て札があり土壌の説明がされています。

「砂岩」や「黄泥 泥岩」と言われる

ジュラ紀(2億年前)の地層がむき出しになっているらしい。

海生生物の化石が見つかっていることから

長い時間をかけて、

海底だったところがせり上がったことがわかります。d(>_・ )


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登りきったところで

少し一休み。(;^_^A


頭に巻いたタオルも汗でぐっしょりです。

周辺の木を見ると

地面に根がせり上がって

複雑に絡まり合っています。Σ(・口・)


根っこ.JPG


砂岩が火山の熱で焼けため

硬くて風化しにくい土壌になったようで

木の根が深く入れないのが原因。「(゚ペ)


「さて、これからどのくらいの時間で貴船口につくのか?」

と思っていたら

貴船口側から登ってきた人へ

聞いている会話が耳にはいりました。

「1時間」

むむっ。これから1時間かかるのか・・・「(゚ペ)

少しげんなり。(;^_^A


別れ道.JPG


ここからは下り坂。

のぼりは石段などで整備されていたので

比較的楽に歩けてました。

しかし、下山の道は自然道なので足場が悪い。「(゚ペ)


しばらくするとお堂が見えてきました。

「僧正が谷 不動堂」。「(゚ペ)


不動.JPG


この辺り一帯は、僧正が谷と呼ばれ、

鞍馬山での義経伝説の発祥地らしい。

牛若丸が天狗と出会った場所。

木々に囲まれ少し薄暗い感じが

そういう不思議な雰囲気を醸し出しています。Σ(・口・)


少し進んだ右奥に

りっぱな杉の木に、

寄り添うように建つ「義経堂」があります。

杉の木が弁慶のようで

義経らしいお堂です。d(>_・ )


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心地よい疲労を感じつつ

坂道を進んでいくと

先ほど見た、

木の根が地面に剥き出しになった道が続きます。(;^_^A


根っこ道.JPG


「木の根道」という名の道。

非常に足場が不安定で歩きにくい。(;^_^A


修行にはいいかもしれないけれど・・

他の歩いている人たちは

「ヒーヒー」いいながら進んでいます。(;^_^A


学生時代に博物館のお手伝いで

山歩きをしていたので

思ったより平気。(≧ω≦)b


やがて見えてきたのは

義経伝説とは別の

不思議な伝説にまつわるお堂です。(;^_^A


「ゴールの先に感じたささやかな幸せ。」