阿含の星まつり その1


毎年、節分の季節になると

ものすごい火柱の前で祈祷されているシーンの

JRのポスターやCMで広告が

近畿地方で出されます。

阿含の星まつり」という

気になっていたお祭りがあります。

毎年、2月11日に行われます。


時代劇などでよく出てくる山伏が

繰り広げる姿にインパクトがあり

その場へ行けば、ものすごくご利益がありそうに感じてました。


今回、行ってみることにしました。

阿含の星まつり」は

30年以上の歴史をもち、

毎年、全国から50万人の参拝者が訪れます。

場所は京都府の山科。


阿含というのは、阿含宗という仏教の宗派です。

星というのは、夜空の星ではなく

阿含宗独自の秘法である

個人の運命に影響する二種類の星のことをいい、

運気・運期の転換による転鍋招福を祈る

「星供養」を行うことからつけられました。


現地には、JR京都駅からシャトルバスが出ているということで

JR京都駅の南側にある八条口に向かいます。



八条口には、観光バスが並び

どんどん人を運んでいる様子が

見えます。

参拝者が並ぶ所へ移動。

毎年、50万人の人が来ることもあってか

スタッフの方々もテキパキと誘導されています。


バスに乗り込んで30分ほどで会場へ到着。

降りた時に、バス代の往復券600円を支払います。



バス停付近には

テントがいくつかあり、

自分の願いや先祖の供養のために焼いていただく

祈願護摩木の受付と

お守りやおみくじや占いのスペースがあります。

祈願護摩木は1本100円で

裏に名前と年齢を書きます。



星まつりの修法地へ。

竹林の坂道を上がっていきます。




山の上となるので、上り坂は急。

それでも、年配者の方々も一生懸命に坂を登っていきます。

スピーカーからはお経が流れ

太鼓の音が聞こえます。

途中、「風林火山」ののぼりが続き

休憩所がいくつかあり、心配りがされています。


修法地へ到着。

開けた場所には、

バス停にあったような

祈願護摩木の受付と

お守りやおみくじや占いのスペースがあります。


見下ろすと

観客席を囲むように

ものすごい火柱が2つあがっていて

山伏の方々が、支える木材に火がうつらないように

水をかけ続け、

太鼓やホラ貝が鳴り響かせている様子が見えます。




コマーシャルで見た風景が目の前に

早速、間近で祈願するために移動です。


「星まつり その2へつづく」