阿含の星まつり その2


見せ場のひとつ、修法地での巨大な2つの火柱。

間近で見るために、観客席入り口に向かいます。

祈願のために

自分の名と歳を書いた添え護摩木を

火柱で焼いていただくため、

入り口付近にある受付の方に渡します。



観客席に立つと、火柱の熱気が伝わってきます。

昨年の、震災の復興祈願もあってか

山伏の方々が、お経と太鼓もひとしお力強い。

しばらくすると、子供山伏たちが

舞台で演劇を始めます。


有料で、火柱の近くまで行き祈願していただくこともできるとあって

様々な年代の方々が並んで、順番に祈祷を受けていました。

私もしっかり祈願したあと、


もう少し山頂にある総本殿があるそうなので

行ってみることにします。

結構な坂道で結構大変。

まつりとあってか、占いの会場が方々にあり人が集まっています。


仏教と神道を両方の要素を併せ持つているようです。

そうこうするうちに、

ブータン広場という所に到着。

ブータンといえば、

1月にブータン王国の国王夫妻が日本に訪れたことが記憶に新しい。

ブータンは仏教国だけあって、関わりが深いようです。

寄贈された釈迦如来大タンカがご開帳することができました。

ご夫妻の写真も展示されていました。



広場から階段を上がっていくと

総本殿が見えてきました。


建物の向こうには大きな大仏が見えています。



比較的新しそうな本殿。

広場にはステージが設置されていて

日本古来の楽器の演奏にあわせて

舞が演じられています。

優雅で雅な雰囲気がとても素敵。

衣装も色使いや模様が、昔の日本を彷彿とさせてくれます。




入場料300円で、本殿で参拝できるそうなので入ってみます。

中は、阿含の資料の展示をかねていて

活動した写真などが展示されていました。

通路を歩いていると

日本のお坊様とは違った雰囲気の方々が歩いてきます。

ブータンのお坊様が、お通りになられます」

年期の入ったお顔立ちと衣装。

空気が変わってみえました。


2階へ上がると、広い仏間。

壁一面にたくさんの像が並べられています。

生まれ年の司られる仏様らしい。

良い年になるようにと仏様にお祈りをして

お線香をお供えしたあと

私の生まれ年の仏様を探します。

昭和40年生まれは、42番「太蔵篌呉道大将軍」。

なんとも勇ましい方でした。


50万人の方々が来るおまつりだけあって

活気と賑やかなものでした。