オーパーツ


テレビなどで世界遺産に指定された建造物などを紹介されたりしますが

歴史のロマンを感じて良いものですね。

最近、「オーパーツ」についての本を読んでいます。

オーパーツ」ってご存知でしょうか?

オーパーツ」というのは場ちがいの工芸品という意味で

遺跡などからその時代にとうていありえないものが発掘されることがあり、

そういうモノを総称として「オーパーツ」と呼んでいます。


例えば、古代マヤ遺跡からドクロの形をした水晶の加工品が発掘され

調査したところ本物の人間の頭骨にほぼ正確に作られていて

水晶の結晶軸に逆らって彫ると割れてしまうらしいのですが

驚くことに水晶の結晶軸に逆らって彫られているのです。

いろいろ検証した結果、現在の技術をもってしても

作ることができないモノだとわかったそうです。


また、何億年前の地層から鉄製のハンマーや金属ボルトが

見つかったりしています。

山ほどあるそういった「オーパーツ」を見ていると、

現在の文明以前に文明が発達した時代があったのでは

ないかと感じてしまいます。



オーパーツ」の中で私のお気に入りは、

何億年前の地層から見つかった「人間の足跡の化石」です。

サンダルのような靴跡に三葉虫を踏み潰したあとがあるものや

恐竜の足跡と並んで人間らしい足跡が残っているものがあったり

なかなか面白い。


ティラノサウルスのいた時代「白亜紀」から

肉質もそのままに化石化した人間の女性の指が見つかった

という驚くべきものもあります。



真偽はともかくそういうものを見ると想像を働かせて

ロマンに馳せてしまいます。

70年代の大ヒット映画「猿の惑星」で

ラストに自由の女神が遺跡として埋まっていたというのを

思い出しました。