生き物 「金魚」
扇風機やクーラーのなかった時代、
少しでも涼しく感じれるように日本では様々な工夫をする文化があります。
風鈴などは特別涼しい装置がないのに
五感で涼しさを演出する日本人の発明ですね。d(>_・ )
他にも五感で涼しさを感じさせる金魚もそう。
金魚鉢に涼しげに泳ぐ姿はとてもいいものです。
金魚や錦鯉は熱帯魚と違い、
上から見ても美しく感じるように改良されています。
上から見ても横から見ても美しいのは素敵。d(>_・ )
金魚はもともとはフナの変種。
長い年月をかけてたくさんの種類の金魚が作られました。
日本には鎌倉〜室町時代に伝来。
養殖の技術が伝わらなかったので
江戸時代に養殖が始まったそうです。d(>_・ )
江戸の初期は贅沢品で
お殿様ぐらいしか飼うことができなかったようです。「(゚ペ)
庶民にも楽しめるようになったのは江戸中期頃から
金魚すくいもこの頃からはじまったらしいです。(≧ω≦)b
関西で金魚の養殖や販売・卸問屋で有名なのが奈良県の大和郡山市。
全国金魚すくい選手権大会を毎年開催しています。(≧ω≦)b
私の子供の頃、市営プールの隣が金魚の卸をやっている店で
夏休みにプール帰りに立ち寄った思い出があります。「(゚ペ)
コンクリートで仕切った深い水槽にたくさんの金魚が泳いでいました。
「こんなところに落ちたら溺れたら金魚のえさになる」と
よく店の人に脅されてビビッていました。(;^_^A
熱帯魚ほど水温に気を使わなくてもいいのですが
夏場は水温が高くなり、酸素不足になりがち。
水に沈めるブクブク泡の出るポンプを使うことと
水換えの回数を少し増やすと良いようです。d(>_・ )
少し調子が悪い時は塩分を加えると元気を取り戻すことが多いようです。
しかし、金魚といえどもあなどれず
1匹何百万で売られている種類もいて驚き。(;^_^A
以前にもご紹介しましたが
ゴルフボールのような丸いピンポンパールという種類が
かわいくてよく売れているそうです。d(>_・ )