おもしろスポット 須磨海浜水族園


いつもユニークな企画で楽しませてくれる「須磨海浜水族園」。

以前、こたつの入りながら魚を見よう!という企画で

ご紹介させていただきました。


少し情報が古くなりますが、

「うんち展」というとんでもない企画をやっていたので

好奇心をくすぐられ、行ってみることにしました。

前回、ご紹介できなかったスポットもご紹介いたします。


須磨海浜水族園」は今年で55周年を迎える、

関西屈指の水族館。

大阪からちょうどよい距離ということもあり、

遠足の行き先に選ばれていたものです。


関西での海水浴スポットで、夏にはたくさんの人が訪れます。

遊園施設と一緒になっているので、どことなく昭和の香りのする水族館です。


入り口までの歩道に、

手作りのユニーク魚オブジェが並べられ和やかな気持ちになれます。



入り口に入ると、広い空間に出ます。

大水槽がお出迎え。

ウミガメをはじめ、大きな魚が泳いでいます。

前回、訪れたときには、こたつが3つ並べられていました。

こたつに入りながら、魚を見るという初体験を。



大水槽の他に、

人食いザメで知られる、

ホウジロウザメの頭の標本が展示されています。

かなり大きい。

こんなのと海ででくわしたら、パニックでしょう。

まさしく、ジョーズの世界。



生きる化石といわれてる「シーラカンス」の調査も手がけていて、

水中を泳ぐ貴重な映像を、モニターで紹介しています。


前回、ご紹介できなかった「アマゾンエリア」へ移動。

世界一大きい淡水魚「ピラルク」の模型がお出迎えです。



通路はやや暗く、展示している水槽にスポットがあてられます。

なんとなく、ジャングルに探検している気分。



熱帯魚でおなじみの、

エンジェルフッシュやデイズカスは元は、アマゾン産。

あんな美しい魚が、アマゾンにいるなんて不思議です。

少し進むと、

チューブ型の通路になっていて

魚を180度の範囲で見ることができます。

そこで泳いでいるのが、ピラルク達。

3m近くあるグロテスクな魚がうようよ泳ぐ中を、

通過していくのも、なかなかおつです。



次は、須磨水名物「おさかなライブ劇場」。

変わった捕食方法の魚を集め、

餌やりのライブが行われます。



今回は、電気うなぎとピラニアの捕食ショーでした。

電気うなぎは、身体に蓄えた電気を流し

しびれて動けなくなった獲物を捕食します。

ライブでは、電気が流れると音とモニターで,

わかるようになっています。

2つある水槽に1匹ずつ電気うなぎがいます。

餌はドジョウです。

スイスイ泳ぎだすドジョウ。

ウナギはしばらく無反応です。

ナビゲーターも焦ってきました。

とその時。

ガガガガ と独特な音がしました。

ドジョウが身動きを止めています。

パクリとひとのみ。

次は、ピラニア。

誰でも知っている血の匂いを嗅ぎ付けると

集団で大きな動物でも骨になるまで食い尽くす

恐ろしい魚。



たくさんのピラニアが群れて泳いでいます。

いよいよ、餌を投入。

一斉に餌に集まってきて、ものすごい状態です。

迫力満天でした。


この他にも、テッポウ魚といって

地上の葉にとまっている虫を、

口から水テッポウのように水を吐き出し、

水面に落として食べます。

今回は時間帯があわなくて残念。



いよいよ、「うんち展」です。

入り口には巨大なうんち(手作りでよくできています)

「うんち展」では、

生き物の排泄物ができる仕組みや

いろいろな動物の本物のうんちを展示されています。

ゾウやコアラ、ナマケモノなどの

知る事はまずないだろうという動物のうんちの数々。



別のブースでは、直接においを嗅げるらしい。

世界最悪の匂いといわれているヘビの

「オオアナコンダ」のうんちがあります。



ふたを開けて匂いを嗅ぐのですが、

ふたには注意書きが・・


「くんくん」

「あれ? そんなに臭くないな」

古いワラのような匂い。

少ししたら、匂いよりも胸がムカムカしてきます。

刺激が胃に行くので危険なのか・・


このあとに嗅いだライオンのほうが臭かったです。


須磨海浜水族園には、ラッコやペンギン、イルカなどの動物や

遊覧施設もありますので、

どちらかといえば、子供向け。


小さくて綺麗な魚というよりも、

大きくてインパクトのあるものや

形が変わっている魚がメインです。


今度は、どんな企画で驚かせてくれるのか楽しみです。