晩秋の京都 二条城



京都の紅葉狩りといえば、嵐山や神社仏閣です。


でも、この時期の京都の有名所は大変な観光客。


以前、嵐山に行ってエビイモの料理の店に訪れたところ、

1時間以上待たされて、紅葉が見れるお寺の閉館時間が残り30分という

苦い経験があります。


ゆったりと、歴史を感じながら紅葉を楽しめる場所があります。

二条城。

初めて入城したのですが、とても素敵な所でした。


二条城を建てたのは、徳川家康

1603年に家康が入城したと言われています。


それから時代を経て、幕末、

徳川慶喜大政奉還を発表した場所。





JR二条駅から10分ほどで、お堀が見えてきます。

京都のお城だけに、お堀も情緒があり素敵です。




入場料を払い、中に入るとすでに紅葉がちらほらと。

二の丸へ。

お城といっても1階建です。





入り口の彫り物が味があっていい。

建物の風格が違います。




靴を脱ぎ中に入ると、

廊下を歩きながら各部屋を巡り歩きます。


ふすま絵や欄間が見事で、とても素敵。


大政奉還を発表した大広間があります。

その様子をマネキンで再現していました。



外に出て二の丸庭園へ。

なんというか、広い敷地に贅沢に配置された石や木々。

どの角度からみても美しい。




そのまま、本丸へ。


見事に紅葉したもみじが赤々と出迎えてくれます。


石垣ずたいに歩いていくと

天守閣跡があり、登ってみます。




おおっと感嘆するほどの見事な風景。

お堀の紅葉が美しく、京都の街並が眼下に広がります。


タイムスリップしたかなのようです。


西橋を渡り、ぐるりと城内を廻ります。




黄色く紅葉した木々が、絵画のようにみえます。

あいにくお天気が悪く、小雨もぱらついていましたが

しっとりとした感じがなかなか素敵でした。






少ししたら晴れ間も見え、

低く照らす太陽が長い影をつくり、なおいっそう紅葉を演出してくれました。


来年の紅葉狩りにおすすめです。