滋賀県 近江八幡へ行く その1




京都、奈良、神戸と近畿は観光スポットが目白押し。


琵琶湖の印象が強くて、観光として影が薄い滋賀県


実はたくさんの名所がある県です。


一部地域のビル群を離れれば、


広い風景が広がり、自然が美しい。


ドライブにも恰好のスポットです。


今回、訪れた近江八幡


名前は知っていても、


水郷が有名といくくらいにしか


知識がありませんでした。


JRの新快速で1時間ほど乗って到着。


琵琶湖の東側にあります。



ブーメラン通を通り、旧市街地へ。


水郷をめざして歩きます。





お店がオープンに飾られる花輪。


最近は生花が多いですが、


昔はプラスチックの花でした。


久しぶりにラーメン屋の前に飾られているのを見ました。


でも、オープンしたてには見えず、


そのまま置きっぱなしなのかもしれません。






鳥居が見えてきました。


鳥居をくぐると、真正面に八幡山


ロープウェイで山頂へ登れるようです。






そして、いきなり水郷。


堀沿いに昔のままの建物が続いています。





江戸時代にタイムスリップした気分。


赤こんにゃく、湖魚佃煮・・名物の看板にも味わいがあります。



水郷周辺があまりにも素敵なので、


ゆっくり回るとして、


先にすぐ傍にある神社を参拝することにします。






途中にある林は緑が濃く、


椿の実を発見。





しめ縄がしっかりと巻かれた


りっぱなご神木も神々しく立っています。







りりしいお姿の狛犬がお出迎えです。


日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)


創設は、131年。


成務天皇が高穴穂の宮に即位の時、


武内宿禰に命じてこの地に大嶋大神を祀ったのが草創とされています。


小さいですが、門構えから歴史を感じさせてくれます。






出迎えてくれた狛犬は近年に作られたもので、


門の柱の所に木彫りの狛犬が置かれています。


義眼が入って、少し怖いくらいの威厳があります。






手洗い場で、両手を清めます。


水が出る部分は龍の彫り物。


少しユーモラス。







敷地内に、古くから残された道具や催事のモノが


置かれています。




白馬が描かれた巨大な絵札。


祭の責任者の書かれた看板も威厳。





祭につかわれる纏。


赤い帯を束ねたもので、触ってはいけないと感じます。





なんと言っても、巨大な松明。


祭の時に、火をつけ地面を引きづりながら練り歩くそうです。






まっすぐに伸びたご神木、


緑に囲まれた境内朱編。






巴がシンボル。



旅の安全と願いを込めて祈願しました。





さて、いよいよ水郷周辺を歩いてみます。



つづく。