長浜へ行く その2


琵琶湖の広さを感じ、

太閤さんの銅像にご挨拶したあと長浜城へ。


長浜城は、豊臣秀吉が羽柴と名乗っていたときに建てられた城。

織田信長の家臣となってはじめて一国の主となった土地だけに

思い入れも大きかったそうです。




現在は博物館となっていて、鉄筋コンクリート製。

中に入れば、普通のビルとかわらず

エレベーターもあります。


秀吉に関する展示がたくさんあります。

鎧がありましたが、

猿と言われていただけに小柄。


調度品の中に、気に入った掛け軸を見つけました。

シンプルな山の形のシルエット3つ。

中央の山頂に炎の印が入っているものです。

デザイン性にすぐれていて勉強になりました。



展示物を見たあとは

天守閣に登り、まわりの風景をみました。



360度、長浜の街が一望できます。

弓なりの湖岸に水平線。

本当に琵琶湖って広いんだなと実感できます。



長浜城をあとにして、

黒壁スクェアのある駅の向こう側に移動です。





再び駅に戻り、逆側の階段を降りる時

壁にすてきなステンドグラスが。

和風の絵柄。

洋風のステンドグラスはみかけますが

和風は新鮮。



外に出ると目に入ったのが

ガラスでできたオブジェ。


木を模したもので、葉っぱがガラスです。

上から水が流れ落ち、葉をつたっていきます。

暑い最中だったのでとても涼しい気持ちになりました。



そして、再び秀吉の銅像が。

こちらの銅像にはもうひとりいます。

子供がお椀を差し出しています。


この子供、石田三成

そう、天下分け目の関ヶ原で西の将を努めた人物です。


石田光成の三杯のお茶の逸話を再現した銅像です。

石田村の寺に立ち寄った秀吉。

お茶を出させた少年の頃の光成のやりとりで

気にった秀吉が部下として引き取るという

有名な話です。


駅を離れ、黒壁スクェアへと向かいます。



つづく。