長浜へ行く その3




JR長浜駅から、少し歩いていくと

いきなり味のある店を発見。



「中島屋食堂」


幼い時にあったような古い食堂です。





入り口は、自動ドアではなく引き戸。


ガラス窓には、大正か昭和初期の頃のビールのポスターが貼られています。


ガラスの格子も手の込んだ細工が施されています。




和菓子屋の店頭にはひょうたんの形をした饅頭。


太閤さんのシンボルですね。







古い家屋をそのまま使い続けているって凄いです。





ずいぶんと背の高い蔵だなと見上げた建物。


春日山(本町組)」という看板に山車の写真が載っています。


山車を収納してあるようです。


山車自体が舞台。





以前、岐阜県のお祭でその様子を観たことがあります。


子供達が山車の上で演劇をしていました。


組によって出し物が違うのでしょうね。






さきほどの店とは違う懐かしさのある店を見つけました。


雑貨屋さんですが、入り口にホースや熊手など置かれています。


現在のようなスーパー全盛以前は、こういう小さな店が商店街にたくさんありました。






となりの店の入り口には、カエルのオブジェ。


鍵屋さんのようです。





お昼前だというのに、お店の前の行列。


何の店だろう? と看板を見ます。


「鳥喜多」


あぁ、長浜で有名な親子丼のお店です。






こだわりの卵と鶏で作られた親子丼は絶妙な美味しさらしい。


お昼前だったので、今回はパス。


次の機会に食べようと思いました。



黒壁スクェアにたどり着くまでに


素敵な所があるなんて、おそるべし長浜。



角のパン屋さんを曲がれば


黒壁スクェアのようです。



「!」


なんだか、良さげな風景が目に飛び込んできました。





黒壁スクェア、なんだか凄そうな予感です。







藍色ののれんに「安藤家」。


江戸時代から続くの宿らしい。









周りを見渡すと、江戸の頃から残っていそうな建物ばかり。


宝飾の専門店としてうまく利用していたりしています。





時代劇でしか見た事のない、火消し用の樽。


屋根がある。


なんだか年期のはいった感じです。





懐かしい赤いポスト。


骨董屋さんのようです。


入り口には、陶器や古そうな置物が並べられています。





金魚鉢なんかもある。


タイルのコースター1枚300円。


藍色で描かれている複雑な模様がオシャレ。







店内は、古いままの状態でたくさんの骨董品やガラス細工が並べられています。



ほんの入り口なのに、凄い場所に来たことを実感しました。






つづく。