奈良 春日大社へ行く その1




昨年末に奈良県春日大社へ行ってきました。


2013年の露払い。



そして、2014年にむけて縁起をかつぐために


三種の神器をそろえようと思いました。


剣、鏡、勾玉。


その中のひとつ剣にあたるものを購入する目的です。





奈良の観光地の中心、奈良公園


東大寺春日大社と修学旅行でおなじみの場所です。







冬場はシーズンオフということで観光客もまばら。


有名な鹿が街中で歩き回ってるのが有名なので


外国人の方やちいさなお子さん連れを多く見かけました。







春日大社へ向かう森。


寒々しい中、木漏れ日が冬のぬくもりを感じさせてくれます。


このあたりは地盤が硬いせいか、


木の根が地中深く行けないようで地上へ出ています。


根が絡み合って不思議な感じ。





包丁の店は、本殿より西にあります。


森を抜けると味のある店が並ぶ道にでました。





古そうな自宅兼店の軒先に


紅白のお手玉のようなものが吊るされています。


なんだかわからないけれど、写真を撮っていると


ガラリと戸が空き、おばあさんが顔を出しました。


不審者に思われたのかもしれません。


急ぎ足でその場を離れました。





その道を登っていくと、


古い店の屋根が見えるほどの高い所にでました。


観光客も少し増えています。





空が広く見える所に出ました。


小高い丘のよう。


若草山です。







山焼きをするという冬の名物となっている山。


入山料をとるのかフェンスに囲まれています。


シーズンオフのためか入山できないようです。






広くて暖かいせいか鹿たちがたくさん集まりひなたぼっこ。


写真を撮っていると鹿が私の所へ寄ってきて鼻をこすりあわせてきます。


当日、ネパールで作られた天然素材のカバンを身につけていたので


鹿せんべいの匂いと間違えたのかもしれません。^^;






若草山の麓に「菊一文珠四郎包永」という包丁を販売している店があります。


鎌倉時代から続く刀鍛冶が作る包丁の店。







魂の入ったかのような包丁が並びます。


その中にダマスカス鋼という製法で作られたペティナイフを見つけました。


背の部分は丈夫なものとなるように、


龍のウロコのようにボコボコした感じに仕上げられ


刃先は木目のように波の柄は入っています。





値段も手頃なので即決。


三種の神器のひとつ、剣をゲット。






その足で春日大社の本殿へと向かいます。



つづく