奈良 春日大社へ行く その3



春日大社


遷都された710年からはじまる神社です。

今から1300年以上前からこの場所にあるのが驚きです。


世界文化遺産に指定されています。



朱色の柱をぬけていくと

幣殿・舞殿のある場所にでます。



この場所には有名な砂づりの藤があります。

春先になると藤の花の美しい紫がすずなりに咲きます。

季節はずれの藤は幹からのびた枝だけ。

満開の季節にまた来たいとおもいました。



幣殿・舞殿でお参りを終えました。

一般のお参りはここまで。

中へ入ることはできません。

でも、入場料を払えば見学できて特別参拝ができます。

見学したことがなかったので

この機会に入ることにしました。



東回廊を回ります。

燈籠が並べて吊られています。

夜になると火がともされ美しいそうです。



中の空間は独特のものです。

まっすぐに延びた木や

斜めに倒れた木がそのままだったり。

リンゴの木も植えられていることから林檎の庭と名付けられています。





中門に立ち、御本殿にむかって手を合わせました。




敷地内には小さな神社がいくつかあります。

太く威厳のある大杉を祀った岩本神社もそのひとつ。



根本に近寄り触らせていただきました。

力が溢れ出るのような大杉。

ちょっと感動しました。





裏に回ると

椿本神社があります。

こちらで昔の燈籠を建物の中で灯すのを見学できました。

灯された燈籠ひとつひとつが神秘的で

不思議な感じがしました。



春日大社で2013年を無事に過ごせたことを感謝して

あとにしました。


帰り道、道路標識に鹿の絵が。

都会の真ん中にこの標識があるのも

このあたりならではだなと感じました。