温暖化あれこれ
私たちは地球という星に住んでいるわけですが
なかなか実感することができません。
スペースシャトルや宇宙ステーションから美しい地球の映像が送られてきても
こんな所に本当に住んでいるのかあまりピンときません。
地球温暖化が叫ばれ、二酸化炭素の削減を世界中で問題となっています。
いまや人類の排出する二酸化炭素が温暖化の原因が主流となっていますが
二酸化炭素は無関係とする説もあるそうです。
不思議なのですが温暖化しているのは地球だけではなく
火星も温暖化が進んでいて
極地にあるドライアイスの氷がすごいペースで溶け出しているそうです。
別の説によると温暖化ではなくて氷河期がはじまりつつあると述べています。
太陽の活動に関係しているとしています。
太陽の黒点は11年周期で増減していますが
数年前、一番の黒点発生のピークだったはずが
100年ぶりに0となってしまったそうです。
歴史的にみて黒点が0が続いた時代は小氷河期なみの気温が低かったとか。
太陽は水素をヘリウムにかえる核融合反応で光や熱を発しています。
その太陽エネルギーは地球誕生時期と比べると約25%も増えているそうです。
そう考えると太古の昔は今よりも太陽暗くて熱が弱いはず。
現在よりも太陽エネルギーが約25%少ないと
気温は約30度も下がってしまうらしいのです。
でも原始地球は極寒どころか
温暖な時代であったことが地質学的にわかっているので
それがなぜなのかわからない。
「暗い太陽のパラドックス」と呼ばれているそうです。
有力説によると太古の地球の大気には二酸化炭素が多く含まれていたので
温室状態のようなうになり気温が下がらなかったといっています。
んーということは今の地球は、氷河期に入ってもおかしくないのに
人間のうみだした二酸化炭素のおかげで太古の地球のように暖かいのでしょうか?
頭がこんがらがってしまいます。
話は変わりますが
1997年に打ち上げられた土星探査機カッシーニが
現在土星の軌道上から土星を探査中ですが
土星の輪の外側から複数の塩を確認したそうです。
土星の衛星エンケラドスから噴出している
水蒸気や氷がその輪の素ではないかと考えられているので
エンケラドスにある地底湖が海水である可能性があり
なんらかの生物が存在するかもしれない・・と発表されました。
以前は地球外で生物が発生するのはかなりの条件と確率が
必要だとされていましたが
現在では宇宙空間には生物の素となるものが無数に漂っているので
生物が発生する条件が整えば他の星にも生物がいる可能性が高いと
すいぶんと軟化してきています。
地球外生物ってどんな姿なんでしょう。
私が生きているうちに地球外生物を見てみたいものです。