兵庫県立美術館 その3
「天野 喜孝 展」に
引き続き「舟越 柱 展」です。
兵庫県立美術館は広い。
もうひとつの展示室に移動です。
エントランスは広く、
ピアノの演奏会も開けるくらいです。
「舟越 柱 –私の中のスフインクス-」は中央上の階。
エレベーターに向かう前に荷物はコインロッカーに入れます。
エレベーターを降りると
吹き抜けのホールがあります。
階段を下りるだけの空間。
展示室の入り口はぐるりと回り込まなくてはいれません。
さすが安藤忠男デザイン。
「舟越 柱」
現代日本の代表的な彫刻家のひとり。
主に上半身の人をモチーフに
コラージュされた物などの作品が多いです。
本の表紙やポスターで使われることがあるので
観たことがあるかもしれません。
入場してすぐのコンクリートうちっぱなしの部屋に
家の上にいる裸婦。
とてもシュール。
無表情の顔がなんともいえない雰囲気です。
次の広い部屋には
上半身だけの人物が絶妙な配置で展示。
似ているようで皆表情が違う。
次の部屋も上半身の人物ですが
顔は男なのに女性の乳房があったり
手が羽根のように背中にあたり
異星人のよう。
耳がビーグル犬のように垂れているものもあります。
とても不思議な世界。
苦手な方もいるかもしれませんが
私は好きです。
ひきつづき、外観や周辺を覗いてみようとおもいます。
つづく