はじめ人間
長い歴史を経て今に至っています。
日本人はどこからやってきたんだろう?
と考えることってありませんか。
奈良にある古墳が指摘されたりして
なかなかロマンがありますね。
私の学生の頃は原始人のようなイメージで教えられていましたが
最近発掘された出土品などを調査研究の結果
原始人というよりももっと高度な生活をしていたことが
わかってきているようです。
そういえば、発掘で思い出しました。
私が小学校低学年の頃、
当時住んでいた家の近所で
弥生時代の遺跡が発見され、
発掘調査が行われていました。
友達と一緒に現場に行ってみると
調査員もいない。
勝手に現場に入り調査のまねごとをして土を掘ってみると
ゴロゴロと土器が出てきます。
そうするうちに、かなり大きな壺を発見。
罪悪感もなく掘り出し壺を抱えて持って帰ってしまいました。
その壺は庭に放置したまますっかりどこかへ・・
調査員の方々ごめんなさい。
その頃、テレビで放送していたのが「はじめ人間ギャートルズ」。
原作は漫画家の園山俊二さんです。(≧ω≦)b
園山俊二さんの漫画はギャートルズの放映前から読んでいて大好き。
当時購読していた「毎日小学生新聞」で連載していた
「がんばれコンベエ」を毎回楽しみに読んでいました。
ギャートルズの時代背景は原始時代。
洞穴で生活をしていて食事は主に狩りをした獲物です。
石斧でマンモス(マンモー)やイノシシを捕らえて食べるのですが
その肉が輪切りで年輪のようになっています。
食べる時に肉が伸びてプチンとちぎれる。
肉がとてもおいしそうで食べてみたかったのを覚えています。
また、叫ぶと言葉が石になって飛び出すのも魅力。
現在の日常を原始人になぞらえているストーリーも多く、
さる酒のバーみたいなものを存在します。
さる酒というのはお猿に果物を与え、
口の中でクチャクチャ噛んだものがお酒となり
それを石で作ったお椀で飲むのです。
さる酒のバーはちゃんとカウンターになっています。
お酒の瓶のかわりにいろんな種類のお猿がつながれていて
「今日はクロでいくか」とバーテンに言うと
黒いお猿が「クチャクチャ、ピュ−」とお酒を作るのです。
アニメのエンディングで使われた「やつらの足音のバラード」は名作。
ネットでギャートルズを調べていると
マンモの肉のおもちゃを発見。
私のようにあこがれた人がたくさんいるんだなと驚きました。