大帝の剣
世の中、嫌な事件が多くて殺伐としています。
皆なにかしらストレスを感じているかもしれません。
こんな時はスカッとした映画でも観たいと
思ってしまいます。
そういう時の映画は
難しいことは考えずワクワク、ドキドキするようなものを求めます。
ハリウッドの映画のアクションものは
ちょっと飽きてきて
冒険活劇映画が観たいなと思っていたところ
ちょうどレンタルで見かけたのが
「大帝の剣」という映画。
原作が私の好きな夢枕 獏さんで
最近、日本人の俳優で気に入っている阿部寛さんが主演ということで
期待して借りました。
観てみるとなかなか面白い。
時代劇なのに宇宙人がでてきたり、
ありえないメチャクチャな設定なのに
そこは夢枕マジックで妙な説得力があります。
ストーリーは映画紹介のホームページ見ていただくとして
世界観としては私の子供の頃やっていた
「仮面の忍者 赤影」そのもの。
皆個性的で人物設定がわかりやすく、
特に悪役の方の過剰とも言える演技には脱帽です。
この映画の配給が赤影と同じ東映配給ということで
「なるほど」と納得してしまいました。
というのも赤影の頃、
撮影経費が厳しく、
お金をかけずにどうしたら面白く演出するかと考え
俳優さんが工夫して個性的で魅力的な役作りをしていたそうです。
久しぶりにワクワク、ドキドキさせていただきました。
冒険活劇好きな方にはおススメの作品です。
秋の夜長、おやつをつまみながらいかがでしょうか。
