明和電機


クールジャパン、グルメで世界でブームとなっている日本。

世界各地から旅行客がたくさん訪れています。

日本文化を魅力的に感じていただけるのは大変うれしいことですが

技術大国としても世界に貢献していると言われています。

ハイテクな製品には日本の技術がなければ成り立たない。





兵庫県赤穂市で電気部品メーカーをしていた父を持つ兄弟が

倒産し消滅した明和電機の名前をふたたびアート集団として復活させました。

アートなのになぜ技術?と思ってしまいますが

父親の背中をみて育った電気工作技術を駆使して

オリジナリティあふれる楽器?や製品を使ってライブ活動をしたり

アート活動したり販売しています。



彼らのスタイルは工員スタイル。

兄は社長から会長へ

弟が社長としてユニットのリーダーをしています。




製品がとてもユニーク。

ロボットヒーローのようなウイングを背負った男が

指パッチンをはじめると

ポクポクと木魚がリズミカルに鳴り響く「パチモク」。

魚の骨のような電気コードや

鯉のぼり型手動式リズムマシーンなど

何も役立たないところに無駄? に技術を使うという面白さ。

デザインもどこか懐かしい温かみの感じる電気製品のよう。


クールジャパンもいいけれど

日本人そのものがアートのアートもいいですね。