仮面ライダーの逸話


今から46年前、

暗いライダースーツに虫のような目玉の異形のヒーローが現れた。

赤いマフラーをなびかせて、バイクに乗って怪人を倒していく・・

仮面ライダー


日本のヒーローとして

現在も形は違えども仮面ライダーが活躍しています。

今のライダーはゲームライダー。

初代ライダーの姿からすると

まるで違うキャラクターです。

原作者の石ノ森章太郎によれば

時代の空気にあったインパクトのある姿を求めるべき

ということで

生前の頃から様々なモチーフを使ってライダー像を作り上げてました。




ストーリー上でかならず使われるフォーマット、

1号ライダー、2号ライダーの存在。

主役ライダーに負けないくらいの2人目のライダーが

必ず登場します。

このフォーマットのおかげでライダーが現在も人気があるといって

過言ではありません。

これには放映当初の大きなハプニングが関わっています。


初代の主役 本郷 猛の役を演じていた

藤岡弘、さんが撮影中にバイクで大けがをしたのです。

すでに放映も始まっています。

主役がいない・・

大変な事態です。

数回の放映は人間体なしでストーリーを展開していましたが

それも長く続けるわけにはいきません。

そこで苦肉の策、「別の役者を連れてこよう」

けれど本郷猛は藤岡しかいない・・

では助っ人として仮面ライダー2号を登場させようとなりました。






ライダーの放映当初はミステリー展開で画面が暗く

それほど人気がありませんでしたが

助っ人 2号ライダー 一文字隼人で

子供たちの人気に火がつきました。

ストイックで硬派な本郷猛と違って

一文字隼人は陽気なカメラマン。

2号ライダーは身体にラインを入れるなどキャラクターの改善しました。


逆転の発想がここまでの人気が続いたんですね。

ちなみに今は日本の役者の重鎮である藤岡弘、さんですが

当時は新人。

2号ライダーを演じた佐々木剛さんは

当時、売れっ子俳優で頭をさげてお願いしたらしい。


子供だった私は2号ライダーが大好きでした。


ライダーの主役を演じた人たちが
役者として大活躍していますね。


さて、次のライダーは何をムチーフにするんでしょう。