花火


昔のように空き地もなく

火気使用禁止の公園が増えて

近所の子供たちが集まって花火を楽しむ機会が少なくなっているようです。

キャンプのときくらいですね。


子供の頃は子供たちのおこづかいを集めて

花火を買い出しに行きました。

どんな花火にしようか?

ここから楽しみが始まっていました。

先日、雹(ひょう)が都心で降りましたが

花火の買い出しの時に

氷の塊が降ってきて衝撃を覚えました。



当時の花火は様々なものがありました。

線香花火はかかせませんね。

最後の炎の塊が一番遅くまで残っていた人が

一番! なんて競争が楽しい。


花火? なのか微妙ですが

煙幕というものがありました。

オーソドックスな爆弾の小型版のような形。

導火線に火をつけるとじりじりと

発火時間へと導き

煙がむわ〜

色とりどりの煙が一面に広がります。


異色の花火といえばへび花火

黒い円柱の小さな塊に火をつけると

ムリムリムリと塊がヘビのように

とぐろを巻き始めます。




花火らしいもとのいえば

ドラゴンのように火花が火山の噴火のように吹き出すものや

10連発のように火の玉が飛び出すものもありますね。

花火セットで一番太いものを試す時はワクワクしました。





ロケット花火は

花火大会のメインのひとつでしたね。

何本も空き缶の中に入れて立てて

一気に火をつける。

どこに飛んでくるかわからない恐怖が楽しかった。

毎年のようにロケット花火に追いかけられてた子がいたっけ。


そして、花火大会のとりをつとめるのが

落下傘花火。

かけ声とともに花火が発射!

中に詰まっていた落下傘が空中で開いて

たくさん落ちてくる。

みんな一生懸命に拾いに行きました。


夏休みの想い出は

皆違いますが、楽しい想い出がたくさんあったほうがいいですね。