レトロ浪漫 中之島タイムトラベル 4
ちょうど川沿いの交差点の角にあるひときわ目立つビル
第七ポイント「大阪証券取引所」到着しました。
このビルは大変気に入りました。
ビルを見て感動はしたことはないのですがこのビルは別格。
円筒形のエントランスはアール・デコ調の様式が
近代建築にうまく調和され圧巻。
近未来SF映画に出てきそうなモダンな感じです。(≧ω≦)b
浜村淳さんの名調子の解説を聞きながら
しばし見上げて観覧。
かつて堺筋界隈は現在のウォールストリートに匹敵するほどの街だったそうです。
そういう場所にしたてあげたのが旧薩摩藩士 五代友厚という人物。
朝ドラの「あさか来た」でディーンフジオカさんが演じて
ブレイクしたのが記憶の新しいところです。
ドーンと五代氏の銅像が建っています。
カッコイイ。
次の第八ポイント「花外楼(かがいろう)」に向かいます。
「花外楼(かがいろう)」らしい建物がみつかりません。
「花外楼(かがいろう)」は大久保利通や木戸孝允(桂小五郎)、板垣退助など
明治維新の元勲たちが「大阪会議」を開いた料亭。
ふと見上げると窓のない石の壁のようなビルに
明治維新の元勲たちの顔をかたどったプレートを発見。
建物自体はなくてこのあたりに「花外楼(かがいろう)」があったのだと判断しました。
経済の中心であった大阪を首都にしようと大久保利通は考えていたそうです。
もし大阪が首都だったらまた違った日本だったことでしょう。