福井県 敦賀 探訪記 その3


「小牧かまぼこ」さんの「かまぼこ&ちくわ作り体験」をすべく

工場内にある調理工房で準備をしいよいよかまぼこ&ちくわ作り体験です。


今回体験するのは

板かまぼこ、焼きちくわ、細工かまぼこの3種類のAコース。

まずは板かまぼこのレクチャーを受けます。





ツルツルしたテーブルには

肉まん大の練り物の塊と四角く細い包丁とかまぼこ板があり

熟練の職人さんらしき先生がまず見本を見せていただきます。

四角く細い包丁で肉まん大の練り物(スケトウダラの身)を崩し

滑らかに広げ、傾けたかまぼこ板に包丁をつかって手早く盛り

かまぼこの形に整えていきます。



「では始めてください」と言い

そのまま他のテーブルへ。

「えっ?」という感じで作り始めます。


先生の手際の良さに感心していたため

作り方がよくわかりません。

思い出しつつ練り物をテーブルで平たく延ばすものの

包丁に身がついてグチャグチャに

なんとか板に乗せて形を整えますがうまくいきません。



「はいはい」といいながら先生が戻ってきて

私の作ったものをもう一度練り直しかまぼこしてしまいました。

結局、先生が作ってくれました。



自分の不器用さになげいているうちに

かまぼこは蒸すために機械に運ばれていきました。

次は細工かまぼこ。



薄く延ばし海苔などをまぜた四角いシートに

練り物を薄く張り付けてクルリと巻いていきます。

今度は注意深く説明を聞いてやることに。


「綺麗に巻かないと先細りになりますから注意してください」

といいつつまたもや別テーブルへ。



ぎこちなく巻いたもののなんとかそれらしいものが出来ました。

若干、先細りの細工かまぼこの完成。



最後に焼きちくわ作りにとりかかります。

整理番号の書かれた竹棒に練り物を巻きつけるのですが

本格的に包丁を使い巻く方法と

子ども達でもできるように竹棒に練り物を手で貼り付ける方法と

2種類あります。





板かまぼこ作りの不器用さを思うと子ども達用の作り方が

無難かとはおもったのですが

頑固にも本格的な方法で挑戦。



平たく広げた練り物に竹棒を沿え

包丁で練り物をはがすと同時に竹棒を回し

均等な厚みで巻きつけます。

またもやうまくいかず、先生にセットしてもらっても

うまくいかず・・・


結局、先生の手作りちくわとなりました。





完成したちくわは傍にある焼き場に立てて

スタッフの方が焼いてくれます。



焼いたり、蒸したりしているものが完成するまで

待ち時間に使える構内喫茶店のソフトドリンク無料券をいただきました。

茶店には行かずに焼きちくわの観察。



あらかじめ作られた焼きちくわをいただいて

その場で試食しました。



香ばしくて旨味のある焼きちくわ。

そうこうしているうちに我々の作ったものが完成し

袋に入れていただきました。


このあと構内の売店でたくさんのかまぼこ類を試食したあと

こんぶ館でコンブソフトクリームを食べたりしますが

次回ということで

敦賀 探訪記 その4へつづく。