2010年 八丁味噌のできるまで その2


一通り、見学を終えたあと

ガイドさんからクイズ。

「6トンもの味噌が入る巨大な桶は特注で作ってもらっています。

さて、お値段はいくらだとおもいますか?」

「・・・・・・・」 「(゚ペ)

「10万円?・・・」 「(゚ペ)

などあまり協力的じゃない見学者。

ガイドさんが盛り上げようとしますが

今ひとつです。


私は「300万円ぐらい?」と思っていたのですが

ガイドさんと距離があったため

伝えきれず回答が

「実は、300万円いたします」とガイドさん。


若干、気まずい感じになりましたが

最後に八丁味噌と赤だし味噌の違いを

実際、味噌汁で飲んでみて比べるらしい。



ちいさな紙コップに八丁味噌汁を一口。*:・゚(゚▽゚*)

味が濃く、旨味も凝縮されていて

ウイスキーで言えばストレートで飲んでいる感じ。

次に赤だし味噌汁。

うぁ、ぜんぜん違う。

非常に飲みやすく、物足りなく感じてしまいます。



話によると赤だし味噌は

八丁味噌白味噌ブレンドして

マイルドにしたものだとか。



試供品をいただいたので

もうひとつの工場見学である

店のまるやさんのものと味比べをしてみようと考えました。

このせいで胃の口が開いたのか

お腹がすいてきました。





八丁味噌を使った面白いメニューのある食堂に入ります。

八丁味噌入りカレーライスや餃子などバリーションが豊富。


田楽定食と比較的定番メニューを注文しました。

ちょっと気になるものを発見。


八丁味噌入りの発泡酒八丁味噌ラガー」です。

のどが渇いていたので話題づくりに注文。




運ばれてきました。

小瓶サイズでラベルはレトロモダンな楽しいデザイン。

さっそく飲んでみます。

なかなか美味い。

味噌渋い旨味が黒ビールの渋みに似ています。





赤味噌といえば田楽。

やはり一番相性の良い取り合わせに感じます。

小鉢のコンニャクの味噌煮やごぼうの味噌漬けは

いい味を出していました。


ここで食べた料理の影響で

カレーを作る時に隠し味で

赤出し味噌を入れるようになりました。


旨味が出て、味わいがまとまり肉類に風味がでます。

2軒目の工場見学の予約時間まで少しあるので

岡崎城跡にある家康館に向かいます。