2015年 姫路城探訪 その2
5年半かかった改修工事を終えて
お披露目された姫路城。
改修前は屋根瓦は濃いグレーでした。
いかにも日本の城という感じでした。
久しぶりにご対面。
「おおっ! 真っ白」
まさしく白鷺と謳われる気品のあるお城になりました。
正門に向かう橋を渡ります。
テレビ時代劇「暴れん坊将軍」で使われていた風景。
正門をくぐると
広々とした公園になっています。
芝生もあって暑い時期でなければ腰を下ろして
お城を眺めるには良い場所です。
天守閣へ向かう前に
西の丸へ向かいます。
お城ではたくさんの人々が従事していました。
西の丸はそういう人々が
働く場所でした。
石垣に長く伸びた建物。
西の丸の入り口に入ると
長い廊下が続きます。
百間廊下。
西の丸は主に従事していた女たちが働き住んでいました。
少し上り坂な簡素な板間の廊下。
低く切りそろえられた木々に
小道が巡らされいます。
戦国時代を終えて平和な時を
庭を歩きながらのどかに過ごしたんでしょうね。
廊下を抜けると
個室が続きます。
侍女などが寝起きしていた部屋。
何かあった時にすぐに向かえるようになっている仕組みです。
そうして奥へ歩いて行くと
少し様子が変わります。
お姫様の部屋「化粧燈」。
有名な千姫が生活していた部屋です。
侍女の部屋は板間でしたが
この部屋は畳。
赤い敷布を敷き詰めています。
当時かるたなどをしながら過ごしたようで
再現された人形が展示されています。
もっと広いイメージをしていましたが
案外、それほどでもなった。
さて、いよいよ本丸へ向かうことにしましょうか。