八大神社


紅葉狩りの季節も終わりを告げ冬へと模様替え。

紅葉の風景が美しい京都も落ち着いてきたようです。

ただでさえ観光客が多い所なのに大変な混雑となります。

京都の紅葉狩りで人気スポットは数々あります。

京都市内から北東部にある「詩仙堂」もその一つ。

このあたりは思ったより人が多くないので

ブラブラと歩くのがオススメです。


詩仙堂に到着し、横目で隣に神社があることを発見。

参拝することにしました。

八大神社」。

宮本武蔵の看板があり、驚きました。

一乗寺、下り松の決闘の古木が当社にあり」



なんだか興味が湧いてきました。

木々に囲まれた小道を進んでいきます。

隣の詩仙堂の紅葉も木々の合間から覗かせています。



落ち着いたいい感じの道。

お年寄り達が休憩所で将棋を楽しんでらっしゃる。

そこに映画のポスターが。

名優 萬屋錦之介さん演じる「一本松の決斗 宮本武蔵」という

映画のポスターです。



江戸時代初頭、

一乗寺下り松で吉岡一門数十人と決闘を行った宮本武蔵が、

決闘を前に八大神社で神頼みをすることを思い立ったが、

神仏に頼ろうとした自分の弱さに気づき

寸前にやめたという逸話も残っているという。



手洗い場には龍。

なんとなく雰囲気が出てきます。

季節柄菊の花も美しく、黄色が神々しい。

三種の神器が祀られている祭壇に2本の劔。



武蔵の二刀流にあやかってのものなのか?

本殿が見えます。



ちょうどいい広さの本殿周り。

しっかりと手を合わせます。

ちょうど、外国人観光客も同じように手を合わせています。

武蔵の「五輪書」は海外でも読まれ、

武士の姿勢を知るバイブルとなっていると聞きます。

武蔵の伝説がこんな所にあったなんて意外で驚きました。