恐竜の最新学説


科学の進歩で最近まで常識とされていたことが
違っていたとされることがあります。
特に恐竜などの生物は新しい化石が発見されるたび
学説が180度変わることがあるらしい。


映画のジュラシックパークのおかげで
今までそれほど興味を持ちにくかった女性にも
大まかにどういう恐竜がいたのかわかってもらえたかもしれない。




恐竜と聞いて頭に浮かべてくださいと言われたら
大概の方はワニが2本足で立っている肉食の大きな生き物や
首の長い巨大生物を思い浮かべます。



しかし、ひょっとしたらそのイメージが一変するかもしれないのです。
ティラノサウルスという有名な恐竜がいますが
現在のニワトリに近いことが定説となってきています。
そして、少なくともティラノサウルスの幼少の頃には
鳥のような羽毛が生えていたというのです。
10年近く前に、名古屋で行われていた恐竜博覧会で
羽毛のある恐竜の化石を観ました。

この情報も少し古くて
今までわからなかった体色なども
DNAによってわかってきたことが増えてきました。
ほとんどの恐竜はは虫類のような肌がむき出しではなく
ひょっとしたら今の動物のように毛がびっしり生えていたかもしれない
というのです。
もっと大胆な学説によれば、耳もあったかもしれないというのです。

とってもリアルに感じていたジュラシックパークの恐竜の世界が
まったく見た目が違っていたかもしれないのです。





恐竜だけでなく、人類にもあります。

いままで現代人になるまで、
人類にも数種類の仲間がいました。

その中で有名なのがネアンタール人。
現代の人類と同じ時代に活動していたけれど
住むエリアが違い、
ある時期を境に滅びたとされていました。
けれど、DNAによる調査によると
現代人のDNAにネアンタール人のDNAが一部含まれているというのが
わかったそうです。
ヨーロッパを中心に生息していたネアンタール人。
不思議な事に日本人や中国人など東アジアの人間に
ネアンタール人のDNAの割合が大きいことが
わかったそうです。






ジュラシックパークが最初に映画公開されたのが23年前。
これから20年後、研究がかさねられた恐竜の世界が
ニュージェラシックパークとして
まったく違った世界として映画化されているかもしれませんね。