箕面(みのお)へ行く その4



川床で食事のできるスペースがあり

暑い時期には涼みながら楽しめます。






その脇に

未整備な階段の横に「展望台」の文字が。

箕面にたくさん訪れましたが、

こんな所に展望台があるとは気がつきませんでした。





階段の幅がまちまちなうえ、

石を組み合わせただけのもので大変登りにくい。

しかも、急勾配。


ハアハアいいながら、登って行くと

途中、4歳くらいの少年とお父さんを見かけました。

元気よく登っていく少年。


「おかあさんに写真を送ろうね」と

ピースする少年。


私も負けられないと元気が出ました。


耳が「キーン」。

結構な高さまで登ってきたようです。





展望台らしいコンクリートの建物が見えてきました。


到着。





広がる緑と大阪の街並。

なかなかの絶景です。


展望台に金髪の女性が流暢に日本語で会話しています。

その場で出会った現地のおじいさん一緒。


さきほどの少年も感動したのかじっとたたずんでいます。


人の暖かさを感じ、登ったかいがありました。



ふもとに降り立ち、ふたたび本道へ。


しばらくすると開けた場所に出ます。





龍安寺


箕面に来たらかならず参拝するお寺。





前回は改装中でしたが、終えたあとのようです。


建物は真新しい感じ。





さっそく参拝。


人というのは都合の良いもので、


新しいお寺の建物だとご利益が少ない気がします。



お堂の中に、天女の絵が描かれています。


天女が舞い降りたとされる伝説からきたのでしょうね。






新しい燈籠には、「みざる いわざる、きかざる」の彫り物。


少し前まではどこにでも猿がいたのに


ぜんぜん見かけません。





川向こうにある建物は古いまま。


昔風の橋を渡ると


石垣が組まれ、ちいさなお城のような感じ。





本堂の裏に、弁天様を祀る小さな祠があります。







他の神社のように、整頓された感じではなく


あるがままという感じ。


逆に、そのほうが太古の神社のようで面白いものです。




つづく