たこ焼処 蛸之徹


大阪を代表とする食「たこやき」。

大阪人ならどの家にでも1台はたこ焼き器を持っている・・

と噂されています。


全国的にもたこ焼きチェーンが進出したり、

地元独自のたこ焼き店が出来たりして

日本の食としてなじんでいます。


ほとんどのお店が焼いてもらったのを食べることが多いとおもいますが、

大阪には自分達でたこ焼きが焼けるお店があります。

名前は「たこ焼処 蛸之徹」。


大阪梅田に大阪マルビル店と角田店があり、

今回はマルビル店に行くことになりました。


JR大阪駅から円筒形の形のビルが見えますが

そのビルが大阪マルビルです。

マルビルの中にCDショップ「タワーレコード」あります。

欲しいCDがあったのでマルビル内のCD店に立ち寄り

そのあと「たこ焼処 蛸之徹」に行くことにしました。


「たこ焼処 蛸之徹」は初めてなので

マルビルの中のどこにあるかわからなかったのですが

ちょうど地下からマルビルへ入る入口付近にお店がありました。


CDを購入後、早速行くことになりました。

店の入口には待ち時間がかかるとありましたが

タイミングが良くて入ることができました。


店内はお好み焼き屋さんのようなたたずまい。

席につくと目の前には半分はたこ焼きの鉄板で

半分は平たい鉄板になっています。


早速、「洋食焼き」と「たこシソチーズ焼」と生ビールを注文しました。

「洋食焼き」というのはキャベツの入っていない広島焼のようなもので

片方の平たいほうのに焼かれた状態で運ばれてきました。


「洋食焼き」をつまみつつ

いよいよたこ焼きを焼きにかかります。

店員さんが具材を運んできました。

具材はちょうど穴に適量に入るようにプレートで仕切られ

プレートの下にある板を引き抜くとプレートに穴があき

落とし穴のようにたこ焼き用鉄板に落ちていきます。


そのあとたこ焼きの素を流し込みます。

「天カスは適量にお好みで入れてください」といいながら

店員さんは離れていきました。


たこ焼き用鉄板に一面に敷きつめられたたこ焼きの素。

少しずつ表面がかたくなった所で

たこ焼き用の鉄串で穴にたぐりよせていきます。

そうすると鉄板の穴にたこ焼きの素が塊となってきます。

串でうまくひっくり返そうとするのですが

なかなかうまくいきません。


よく観察すると一方方向だけよく焼けて

「コロン」とひっくり返すことができました。


焼き具合が違うなと思っていたら、

すかさず店員さんがやってきて

「全部が焼けると食べていくうちに焼きすぎるので

片方から順番に焼けていくようになっております。」

とアドバイスをしてくれました。

「なるほどー」と感心しつつ

なかなかうまく丸くならず苦戦するばかり。


でもだんだん要領がわかってきました。

鉄板の丸いふちをなぞるように回していくと

クルリと丸い形にひっくりかえります。

作ってる最中は無言で真剣です。

でも楽しい。

焼きあがったものをホクホク言いながら食べました。

普通に焼きあがったものよりもよいいっそうおいしくいただきました。


全国的にたこ焼きをご家庭で焼く人も増えてくるかもしれませんね。